s » 令和 3年第4回定例会(第3日12月16日) 令和 3年第4回定例会(第3日12月16日) – かわごえ誠一オフィシャルサイト

議会活動

ただいま上程されました建設環境委員会所管に係る議案第70号ほか3件につきまして、当委員会における審査の経過と結果の御報告を申し上げます。

かわごえ誠一議員

これらの案件は、いずれも12月3日の本会議におきまして、当委員会に付託され、12月7日に審査を行ったものであります。初めに、全会一致で結論に至った案件について申し上げます。議案第70号、葛飾区シルバーピア住宅条例の一部を改正する条例、議案第72号、葛飾区区民農園条例の一部を改正する条例については、提出者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査を行った結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。次に、意見の分かれた案件について申し上げます。これらの案件については、いずれも提出者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査を行った結果、議案第71号、葛飾区立児童遊園条例の一部を改正する条例については、多数の委員が、高砂児童遊園は道路整備に伴う廃止であるが、近隣に代替地があれば整備を検討していくとのことから賛成、道路整備工事着手のため必要な条例改正である、近隣地域における積極的な公園確保を要望し賛成するなどの理由により原案に賛同いたしましたが、一部の委員から、鎌倉児童遊園は隣接公園との一体整備で理解できるが、高砂児童遊園は代替地もなく廃止されるため条例改正は反対との理由により、本件については否決すべきである旨の発言がありました。次に、議案第76号、特別区道の路線の認定については、多数の委員が、地域の意見を伺いながら特別区道の整備を進めていく方針であるため賛成、公共交通網の充実のため必要であることから賛成、都市計画道路の路線認定であり、今後の交通状況の改善に必要と考える、住民の方々の意見を聞き、配慮に努めることを要望し賛成するなどの理由により原案に賛同いたしましたが、一部の委員から、道路計画のために地元住民に犠牲が生じており、住民合意が得られず不安が解消されないため認められないとの理由により、本件については否決すべきである旨の発言がありました。そこで、これらの案件については採決の結果、いずれも賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。以上で、当委員会に付託されました議案第70号ほか3件の審査結果を御報告申し上げましたが、委員会の審査報告どおり御決定いただきますようお願いいたしまして、報告を終わります。